今年も半分過ぎました。 日本では古来から身体や心に積もった不浄や穢れを禊ぐために様々な催事が行われてきました。 6月の晦日には、年の上半期の穢れ落しのために、茅で編んだ茅の輪をくぐって、新しく清められた身体で新しい日々を迎え、病気や厄を免れるとされています。 また三月の上巳の節句にも同じように人形に穢れを写して水に流し清めることもありましたね。 人間の身体は穢れがつきやすいようですね。 また、暑さをしのぐ為に宮中では氷室に蓄えた貴重な氷をいただいたとか、 それを庶民が真似て、京都では氷を真似た三角形の外郎生地の餅に魔除けの小豆を散らした ”水無月” を頂くようになったとか。 これから本格的な夏になりますが、身体を大事に過ごして参りましょう。
Happy Birthday to Zabosai Oiemoto, our Grand Master of the Urasenke Tradition of Chado. He turned 60 on June 7th. 60th Birthday is the important day in Japan. 坐忘斎お家元様が6月7日に還暦をお迎えになられました。 2012年、清風庵1周年記念に坐忘斎様をお迎えしての記念茶会にて、恐れ多くもお茶を差し上げたのが昨日のように思い出されます。 これからも、お元気でますますのご発展をお祈り申しあげます。