雨が今か今かと待たれる毎日ですがやはり10月も半ばを過ぎると空気は心地よく、秋の気配を感じています。 バイブルグスタディーグループの中高生たちが茶室にやって来ました。 お茶の歴史の中で、キリスト教の影響が垣間見える茶道の作法など、興味深く見入っていました。 家でのお稽古は、もちろん五行棚を使って茶事の後座の勉強をしました。 懐石の後からという設定で、 初炭、縁高で菓子を出し、中立、 その後、席入りから濃茶、後炭、薄茶の流れでした。 この度は幣もとりあえず手向山 もみじの錦 神のまにまに ハロウィンの飾り付けも賑やかに秋は深まって行きます。サマータイムももうそろそろおしまい。 来週は炉開きです。 一陽来福が待たれます。
久しぶりに訪れた京都、四季折々の顔でいつも迎えてくれる本法寺の境内。 お家元のお膝元での研修にはたかが三日されど三日の緊張感に包まれ、次へ進む力を与えて頂きました。 紅葉には程遠い色づきでしたが、ほんのり染まったハナミズキ、初夏にはピンクの花で出迎えてもらいましたね。 美味しいものを頂き、美しいものを鑑賞し、親しい友と過ごした、かけがえのない京都でした。