大嵐の一日、今年の降水予想に反してよく雨が降ってくれます。 まだ、カチュマレイクの水瓶は水溜り程度ですが、それでも水位は少し上がって来ています。 気になっていた椿の名前がやっと見つかりました。 咲き姿は侘助、葉の形状は山茶花、 私と同じ出生の横浜生まれ、浜っ子椿でした。 元は紺侘助と山茶花の交配種とか。 蕾を沢山付けまだ若木ながらよく咲いてくれます。 大事に育ててあげましょう。 All day is raining, gloomy cold day…. Finally, water level of the Cachuma Lake is rising a little bit. Accidentally, I have found name of pink camellia which looked like form of Wabisuke but Sazanka. Her name is Minato no Haru, Spring of Yokohama. She was born in Yokohama and just like my grand father’s back ground. Her parents are Navy Wabisuke and Sazanka. I’ll take care of you gently and with good green hands.
茶道の作法にはお茶を点てる前に習うことが沢山あります。 座り方、歩き方、お辞儀の仕方、襖の開け閉め、床の間拝見の仕方、にじり口の入り方、 などなど、どれを取っても、普段の生活からはかけ離れた動作が多いことも確かです。 しかし、一つ一つやってみると確かに理にかなった、当たり前の美しい所作であることに気付かされます。 その中で、茶室の中を歩く所作は、普段の歩き方とは少し趣が違って感じられることでしょう。 非常に簡単な説明になりますが、そのルーツは、禹歩に始まると言われています。3500年から4000年 前の中国 夏の国の禹王が、治水に明け暮れ、領地を歩くうちに足を痛め、引きずって歩くようになったこと から禹歩と呼ばれています。 もちろん治水をするということは地霊を鎮め、邪気を払うということに他なりません。道教の教えです。 そのような特殊な歩き方が伝わっていると考えられます。 反閇とも言いますが、今に伝わる芸能の中で、仕舞い、神楽、能楽、歌舞伎、の中に取り入れられています。 相撲のすり足も反閇であると言われています。邪気を払うために大きくドンと踏み込んで邪気を払うのです。 東大寺修二会で僧侶がバタバタと履物を鳴らして駆け回ることも、ここに繋がっているのではないでしょうか。 茶道ではドンとは踏み込みませんが、つま先からスーッと出し、踵に移ると指先を軽く落とす といった歩き 方になると思います。これで半畳を2歩半で歩くのです。 お稽古始めると、何で畳を歩くのに普通に歩けないのか、皆戸惑います。 美しくゆったりとテンポよく歩くことで、戸が閉められていたとしても、亭主の位置が客に伝わり、また、衣 擦れの音で何が今行われているのかが分かるのが 阿吽の呼吸でもあります。 美しいすり足をぜひマスターしたいものです。
今日の学び(師からの受け売りではありますが) 左右について考えたことがありますか? 左は陽で右は陰 私たちが学ぶ 台子の道具組みは陰陽の対座によって成り立っていますね。 難しいことはまだよくわかりませんが、お茶とは何かを知る面白いことを学んできました。 左とは手+工(道具、手段) 右とは手+口(祝詞) 左手に道具を持ち、右には祝詞を持って 出会うのだと(点前)。 誰に出会って何をするかといえば、 神に尋ねるのがお茶である。 これを分解すると 手(ヨ)に道具(工)と祝詞(口)を持ちちょっと(寸)たずねるのです。 もちろんそれは神様に対して尋ねるのです。台子を神殿と見做す意味がここで見えてきませんか。