今年の秋は足踏み状態 例年よりだいぶん暖かい ずっと気になっていた祇園の数寄者中田さんと懐石料理の研究者であり料理人の中尾さんとのコラボによる炉開 テーマとした懐石勉強会に参加 懐石に込められた開炉を迎える茶家の想いを、器、もてなしに表す、今まで考えもしなかった沢山のことを学ぶ機会だった。 狂茶と自称される数寄者中田さんの鈍翁への思いも道具の取り合わせから伺われた。 侘びた中にも、茶家の新年を迎える厳粛さを食材、切り方、盛り付けで表すことも初体験であった。 祇園の一点に世界中から吸い寄せられた偶然が生んだ必然の一期一会、五感すべてを総動員して、味わい愛で堪能した一夜だった