令和2年があけました。新年おめでとうございます。今年も昨年に増して学びの多い年でありますよう努めて参りたいと思います。 今年は年明け早々の初釜となり、炉開き、クリスマスと行事が多い中、何とか無事に華やかに初春を迎えることが出来、また今回初めて茶名を取得した三人が人様の前で亭主を務めることとなり第一歩を踏み出しました。 茶会、茶事を準備することはその時だけで済むものではなく、前もっての目に見えない準備、心構え、頭の中でのシミュレーションをしながら、いかに時間通りに滞りなくお客様を迎え、また満足してお帰りいただくところまで気が抜けないものです。また終わった後も反省と、後片付け、自分が満足できなければ絶対に上場万端とは言えないものだと常々思います。 さて、今回の三人も始めての経験として 茶会全体の五分の一ほどの部分を経験したと思いますが、この経験を元に3月の自分たちの茶会をどのように計画し、また実現して行くのかは、とても楽しみにしています。これが励みとなり後に続く後輩たちへの良い刺激となってくれればと思います。