May Grayまたは June Gloomと言われる初夏特有の肌寒い日と突然やってくる真夏日が交互に訪れる毎日です。6月から少しだけ緩和が進みましたが、茶室はまだ使うことが出来ず、5月の最終日にズームによる茶会で久しぶりにみんなの元気な顔を見ることが出来、絆を深めました。 なかなか慎重な意見も多く、実際の茶室オープンは、8月まで先送りとなるようですが、それも果たして実現できるのでしょうか。巷では、ズームによる茶会など新しい試みを試しています。茶会とは人と人が密に会し道具を眺めたり手に取り感触を確認したりということを抜きには成り立たないものではありますが、これからは濃茶の回し飲みも出来なくなる一体感が保てるのか甚だ疑問ではあります。 とは言っても今できることをせねば、今まで培ってきた文化も途絶えさせてしまうこともあり、形は変われども新しい形と可能性を試すことも必要だと思います。 社中だけの小さなものですが、一つの有りようとして暫くは我慢の日々が続きます